2010年1月6日水曜日

JavaStoreについて

知ってます?JavaStore。
アメリカのSun Microsystemsが行っているサービスなのですが、つい先日(09/12/11)から本国でベータテストが始まったばかりのサービスです。
どういうものかというと、有り体に言ってPC向けのソフトの配信サービスです。
「ソフトの配信なんか聞き飽きたよ。今はSaaSの時代」
いやいやどうしてSaaSだけではまかないきれない部分がやっぱりあるのですよ。何か作業を行う際に「ブラウザ」の反応だけですべてが完結するかというと、まだそこまではいっていません。どうしても、単体のプログラムが動いていないとまずいことがまだあります。
Sun Microsystemsはそれを見越してちょっと前から「ソフトの配信はネット上で。実際の実行はローカルで」という方針をずっと貫いてきました。Java Web Startという技術があって、パッケージソフトを簡単にインストールして、でもPCの環境はきれいなまま、という理想的な実行環境でした。
これをつかって、「有料のソフトも配信しよう」という考えがJava Storeです。


まず、あらかじめ、JavaStoreにユーザー登録しておきます。JavaStoreにはいろんなソフト(それこそ、ゲームとか)があって、ブラウザから見ることができます。で、気に入ったソフトがあったらブラウザからデスクトップ上にアプリをドラッグ&ドロップするともうインストール完了。この時点で課金が行われていますので、買うのにも手間はいりません。
丁度、iTunesで曲を買ったり、「着うたフル」を買うのと同じような感じで、もっと手軽にPCのソフトを買うことができるのがJavaStoreです。

ただ、2010年にはアメリカ本国以外でも使えるようになる・・とSunは言うのですが、Early Testにも日本市場は含まれていないので、実際に使えるのはいつになるのかまだ判っていないのが何とも。6月にあるJava Oneというショー(今年もあるよね、きっと)で詳しい内容が発表されるはずですので、とりあえずはそれを待っているような状態です。

ともあれ、JavaでPC上のアプリを作るのはパイディア的には得意分野ですのでローンチ時には新作をひっさげて登場する予定です。今からネタを練っていますので、お楽しみに。

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